Yui Fujiwara ぶろぐ

ソプラノ歌手、藤原唯のブログです。 コンサート出演のお知らせなど、更新していきます♪

今日は初めてのオケあわせでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚
今回は自主公演ながらフル・オーケストラ! 久しぶりのオケの音に心高鳴る!

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普段は公演やCDなど歌が入った形でしか聴く機会がないので、オケだけの練習を聴いていると“あーこんな風になってたんだ!”と気づくことがたくさんあります。40人ものオーケストラ、なんて贅沢なんでしょう。幾重にも音が重なって、立体的になります♪


今回の演出は太田麻衣子さんのもと、とても楽しいものになっております。
いつもはそんなに目立たないマゼットも、康くん(いつも名曲アルバムで右端にいる大きい子です)の身体や顔芸を最大限に活かした(!?)かわいいかわいいマゼットです♡ 私はといえば、大きいペットを飼っている気分でとても楽しい(*´∇`*)笑



顔の大きさ4倍コンビ
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怒るマゼット(笑)
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コール・ステッラメンバー勢揃いです!(左から宮城島・実川・藤原・高橋・吉田)
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 お時間ございましたら、是非いらしてくださいねー!
 

チラシができました!
グループで生演奏を聴いていただける機会はほとんどございませんので、是非この機会にお越しいただけたらと思います。
6組ございますので曲数は少ないですが、今回から、大学院で多くのメンバーがお世話になった佐藤宏先生のもと、心をひとつにお届けします♪


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ドン・ジョヴァンニについてちょこっとずつお話していきたいと思います。
オペラは知識があればあるほど楽しめるものです。もちろん何も知らずに行っても大丈夫ですが、せっかくなので一緒に予習しましょう♪笑



お話は、情熱の国スペインが舞台。
女ったらしの騎士ドン・ジョヴァンニは今夜も新しい女を・・・と婚礼前の娘ドンナ・アンナのお部屋に忍び込みます。従者のレポレッロは今日も主人のお遊び(本気だけど)の間お外で見張り番。レポレッロが持っている“カタログ”には、ドン・ジョヴァンニがものにしてきた女性の名前がギッシリ2000人!
ドン・ジョヴァンニとアンナの間になにがあったかは神のみぞ知る・・・ですが騒いだアンナの声に、パパが気付き飛び起きてきます。
そしてドン・ジョヴァンニvsパパの決闘が始まり・・・あれ!な、なんと殺っちゃったー!!というところから物語は始まります。

オペラはお上品で崇高なものというイメージがあるかも知れませんが、実は刺激的で官能的な世界です。笑


今回わたしが演じるのは、村娘のヅェルリーナという役。
このオペラにはドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ(ドン・ジョヴァンニの元嫁)、そしてこのヅェルリーナという3人の女性が出てきます。身分は一番低いのですが、生きる力は一番強く、自分を幸せに導くことに長けている女の子ですね。話の主軸にはあんまり絡みませんが、お客さまからはおそらく3人の中で一番好かれるとても美味しい役です♡(オペラ中級者になってくると、エルヴィラが良い女と思ったりする)やりようによっては女性に嫌われるタイプの女にも成りえます。笑

この日はちょうど結婚式で、婚約者のマゼットと村のみんなと結婚のパーティーをしているとそこにド
ン・ジョヴァンニが現れます。(おいらの主人はどんな女でもいけるけど、初物がいちばん好きなんだっぜ!byレポレッロ)
突然現れた王子様が、なんと身分違いの自分と結婚したいと言い出す!ええええええーーーー!
でもでも、マゼットと結婚するって約束だし!騎士様って女を弄ぶってきいたし!
でもこの人の魅力にもう私・・・抗えない・・・


そんな本能に忠実な娘です(どんなや)




YouTubeに日本語字幕付きの動画がありました。動画は3時間近くありますが、5月1日の公演はカットも多いのでこんなに長〜〜〜〜い!とは感じないと思います。笑)
ちょっと大変ですが、一度みていただいてからお越しいただくと、楽しみも倍増するかと思います♪

歌い手や指揮者、演出家によって解釈が違うので、そのときそのときで全然違うものになります。
たとえば人間って思ってることと言ってることが逆だったりするじゃないですか(笑)なのでテキストをどう表現するかっていうのは場合によっては無限にあるわけです!これはお芝居やミュージカルなども一緒ですが。それを観るのも楽しみのひとつですね♪ 特にオペラは再演はほとんどないので、もう本当に一期一会です!ミュージカルみたいに何公演も打てるような文化には・・・ならないかなあ。とほほ。

ちょっとでも裾野を広げるため、まずは少しでも知っていただくところから、のんびり参りたいと思います(*・ω・)ノ


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